くらげを人質に

クラゲを見たい。


ひんやりとしたクラゲを見たい、などという欲望がふわふわと浮かんできた。


最後に実際にクラゲを見たのは何年前かな、きっと4、5年前かな、もしかするともっと前かな。


なぜこんなにもクラゲを見たいのか。と考える。

海流に沿ってフラフラと漂い、しかもフワフワと浮かび上がり、すると突然ストンと重力を思い出したかのように落っこちる。


そんな自由さが大好きだ

だから、見たい 長く見たい 1時間くはいずーっと眺めていたい

できればアイスコーヒーをお供にね。

きっと最後のほうなんて氷が溶けて、カップは水滴まみれ、それが良い。


クラゲを見たいと思うだけの文章で終わってしまった。